ポテサラの料理撮影|ボリューム感を引き出す盛り付け調整とシャドウ設計

query_builder 2026/04/20
料理撮影の専門知識
ブログ

北千住の心技体酒場様にて、メニュー撮影を担当しました。今回の被写体は「ポテサラタワー」。旨みの詰まったポテトサラダを高さを出して盛り付けた、見た目にもインパクトのある一品です。


しかし、実際に撮影してみると、見た目の印象ほどボリューム感が写真に出ないという課題がありました。高さのある料理でも、角度や見せ方次第で平面的に見えてしまうためです。そこで、ポテサラの後ろから箸を入れて形を微調整し、前面に厚みが出るよう整えています。わずかな調整ですが、画面上での立体感に大きく影響します。


ライティングもそれに合わせて変更しています。断面にしっかりとシャドウが入るよう光の角度を調整し、凹凸を強調する設計にしています。光を均一に回すのではなく、あえて影を作ることで、ポテサラの密度感や積み上がりの構造が視覚的に伝わるようになります。


料理撮影において、シャドウは単なる暗部ではなく、立体感や質感を成立させるための重要な要素です。影の入れ方ひとつで、同じ料理でも印象は大きく変わります。今回も、光と影のバランスを細かく調整しながら、最もボリュームが感じられるポイントを探っています。


結果として、実際の見た目に近い迫力と存在感を持った一枚に仕上がり、オーナー様にも評価をいただきました。料理写真は、ただ記録するのではなく、どう見せるかを設計することで完成度が大きく変わります。今回のポテサラタワーも、盛り付けとライティングの両面からアプローチすることで、印象に残るビジュアルに仕上げています。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

----------------------------------------------------------------------

ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG