バー撮影のライティング設計|空気感とカクテルの色を両立させる実践技術

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料理撮影の専門知識
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銀座のEVE BAR様にて、新規開店に伴うメニュー撮影、WebサイトおよびSNS用のビジュアル制作を担当しました。オーナーバーテンダーは、日本人女性として唯一のカクテル世界チャンピオン。その世界観を写真でどう表現するかが、今回の撮影の軸になります。


まず重要になるのは、空間と主役の関係性です。バックバーをしっかりと画面に取り込み、落ち着いたBARの空気感をベースにしながら、カクテル自体の存在感は決して埋もれさせない。このバランス設計が、単なる商品写真ではなく「その店らしさ」を伝えるための前提になります。


ライティングはストロボと室内灯のミックスで組んでいます。バックバーは実際の印象に近づけるため、あえて暗めにコントロール。一方でカクテルは、色が濁らないよう透過光で丁寧にライティングし、グラスの中の色彩と質感をクリアに引き出しています。今回はイメージを優先し、レフ板は使わず、シャドウも自然に落としています。結果として、光で整えすぎないリアリティのある一枚に仕上げています。


一般的なグルメ撮影では、均一に明るい写真が求められる傾向がありますが、BARのような業態ではそれが必ずしも正解ではありません。暗さをコントロールしながら意図的に残すことで、空気感や奥行きが生まれ、結果的に店舗の価値が伝わりやすくなります。


今回の撮影では、空間の静けさ、カクテルの立体感、そしてその場に流れる時間までを一枚に収めることを意識しました。オーナー様にも仕上がりを評価いただき、ブランドの方向性とも一致するビジュアルになったと感じています。写真は単なる記録ではなく、コンセプトを伝えるための設計であることを、改めて実感した案件でした。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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