チョコレートを高級に見せる撮影技術|クーベルチュールの質感を引き出す光の設計

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料理撮影の専門知識
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佐原のオーベルジュ・ド・マノワール吉庭様にて、メニュー撮影を行いました。今回の被写体は、お土産用のチョコレートです。


撮影したのは一般的なチョコレートではなく、パティスリーで使用されるクーベルチュールチョコレート。脂肪分とカカオ分が高く、香りや苦味に奥行きがある分、写真でもその“重み”をどう表現するかが重要になります。


この種のチョコレートは、単に明るく撮ると軽く見えてしまいます。そのため今回は、「高級感」と「贈答性」を軸にビジュアルを設計しました。背景には紺色のサテン生地を使用し、あえてシワを作ることで光の反射に変化をつけ、奥行きを出しています。


ライティングは低い位置からやや硬めの光を当て、チョコレートのエッジと表面の質感が立ち上がるよう調整しています。柔らかい光だけでは出せない輪郭の強さを加えることで、素材の艶や存在感が伝わる仕上がりになります。さらに、バラの花を背景に取り入れることで、華やかさを加えつつ、ギフトとしての印象も補強しています。


商品撮影では、「何をどう見せるか」を最初に決めることが重要です。今回は、自分へのご褒美や贈り物として選ばれるシーンを想定し、その価値が一目で伝わる構成にしています。


料理でも商品でも、最も良い状態には必ずタイミングがあります。その瞬間を見極め、適切な光で切り取ることが、写真の完成度を大きく左右します。


フードフォトグラファーの仕事は、美味しそうに見せるだけではありません。素材や商品の価値を、視覚情報として正確に伝えること。その積み重ねが、最終的に選ばれる理由になります。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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