メニュー撮影の依頼前に知っておきたいこと|料理撮影の流れと料金の考え方(越谷GANDY撮影事例)
越谷の sports cafe & bar GANDY にてメニュー撮影を行いました。スポーツバーでありながら料理にも力を入れているお店で、今回はランチメニューの「勝ドン」を撮影させていただきました。勝負前にエネルギーを満たす一杯として名付けられた丼で、黄金色に輝くカツがとても印象的な料理でした。
撮影ではまず、その黄金色の衣の質感をどう見せるかを中心にライティングを組み立てていきます。ライトの角度を少しずつ調整し、衣の細かな凹凸に光が当たり、立体感が出る位置を探ります。ストロボを強く当ててしまうと色が白っぽく飛んでしまうため、光は柔らかく拡散させ、サクッとした質感が伝わる自然な明るさを作っていきます。衣のハイライトと影のバランスが整うと、画面の中でカツが自然に主役として立ち上がってきます。
料理撮影の流れとしては、現地で料理を確認し、盛り付けの向きや高さを微調整しながらライティングを決め、テスト撮影を繰り返して本番撮影に入ります。一見すると自然に盛り付けられているように見える料理でも、器の向き、具材の見え方、タレの流れ方など、写真として美しく見えるバランスを細かく整えていきます。料理写真は料理人の仕事とカメラマンの仕事の両方で完成するものだと考えています。
料理撮影を依頼する際に多い質問が、撮影料金や見積もりについてです。撮影料金はカット数、撮影時間、出張の有無、ライティングの規模、レタッチ作業の量などによって変わります。撮影料金が安く見えても、後からレタッチ費用、機材費、出張費などが追加され、結果的に総額が高くなるケースも少なくありませんので、見積もりの段階で総額を確認することが重要です。
ちなみに当方の料理撮影は、2時間 ¥26,000 を基本料金として撮影しています。追加料金は 交通費と延長料金(1時間につき ¥10,000) のみという、できるだけ分かりやすい料金設定にしています。撮影後にレタッチ料金や機材費が追加されるといったことはありませんので、事前に総額のイメージを持っていただきやすいと思います。
今回の撮影でも、料理が一番美味しそうに見える角度、光の当たり方、器とのバランスを現場で細かく調整しながら撮影を進めました。メニュー写真はただ料理を記録するものではなく、「この料理を注文したくなるかどうか」を決める販促ツールです。料理撮影を依頼する際は、料金だけでなく、撮影の流れや仕上がりの考え方まで含めて依頼先を選ぶことが大切だと思います。
料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。
ラ・クレアシオン
住所:埼玉県草加市新栄1-13-5
サニーヒルズ103
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