東京の出張料理撮影|狭い店舗でも成立させるライティング設計と現場対応力

query_builder 2025/09/27
出張料理撮影
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『東京老舗名店』(ぴあMOOK刊)の撮影で、人形町の初音様にて撮影を行いました。創業は天保年間、約190年の歴史を持つ老舗で、今回は看板商品の白玉クリームあんみつを撮影しています。


ガラス器に盛られた甘味は、一見すると素朴ですが、素材ひとつひとつに強い個性があります。十勝産の小豆、天草から作られた寒天、沖縄の黒糖を使った黒蜜。それぞれの質感と色の違いを崩さずに写すため、光の当て方は非常に繊細な調整が必要になります。特にガラス器は反射が出やすく、ライティング次第で印象が大きく変わるため、慎重にコントロールしています。


今回の撮影は、出張撮影ならではの難しさがある現場でした。一人がけの小さな椅子と小さなテーブルしかなく、ストロボスタンドを立てるスペースも確保できない状況です。通常のライティング機材をそのまま持ち込むことができないため、その場で組み方を変える必要がありました。


そこで、クリップオンストロボをカメラに装着し、発光部をレフ板に向けてバウンスさせることで光を回しています。テーブル脇にレフ板を置き、限られたスペースの中で光を柔らかく広げる形です。機材を減らしながらも、質感と立体感を維持するための現場対応になります。


店舗での出張撮影では、事前に機材を持ち込めるかどうかだけでなく、その場でどのように組み替えるかまで含めて設計しておくことが重要です。特に飲食店ではスペースに制約があることが多く、スタジオと同じ環境は再現できません。その中で、どこまでクオリティを落とさずに成立させるかが問われます。


東京都内を中心に、こうした出張での料理撮影を行っています。メニュー撮影から雑誌取材まで、限られた環境でも安定した品質を出せるよう、現場ごとに最適な方法で対応しています。どんな条件でも形にすることが、出張料理撮影における基本だと考えています。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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