熱をかける手と、焼き...
六本木の「ラトリエ・デュ・パン」にて、ポスター用イメージ...
11.Dec.2025
埼玉県宮代町、和戸駅のほど近く。
今月末より、金曜日限定で現れる一台のキッチンカーがある。提供するのはケバブ——とはいえ、ただのケバブではない。
このたび、そのメニュー「おつまみケバブ」の撮影を行った。
鉄板の上でジュウと音を立てる肉。ふわりと立ちのぼる湯気に、まず鼻が反応する。香りは意外なほどやさしい。
中央アジアで見かけるような、スパイスで殴ってくるようなタイプではない。ひと口食べれば、その印象は確信に変わる。しっとりと火が通り、キャベツとともに頬張れば、ふわりと甘みが広がる。尖ったところがまるでない、まろやかなケバブ。
聞けば、店主は本場の味に惚れ込みながらも、日本人の舌に馴染むケバブを目指して試行錯誤を重ねたのだという。決して妥協ではない。むしろ味を削ぎ落とし、余白をつくることで、誰の心にも届く料理に昇華させている。
撮影では、その質感を正直に写すことに注力した。カメラのファインダー越し、焦げ目の美しさ、キャベツの柔らかな陰影、香りが写せないのが惜しい。だが、撮影の合間に口へ運んだひと切れが教えてくれた。これは写真映えだけを狙う料理ではない、と。
金曜の和戸に、新しい楽しみがひとつ増える。週末の入り口にふさわしい、穏やかであたたかいケバブである。
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