茶色い料理を美味しそうに撮る料理撮影のライティング|カレー撮影で重要な質感表現

query_builder 2024/12/21
料理撮影の専門知識
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 新丸子の丸子亭にて、メニュー用の料理撮影を行いました。 今回撮影したのはカレーです。


ラーメン店のカレーらしく、トッピングには角煮、ウズラの煮卵、そしてほうれん草が添えられています。ボリューム感のあるトッピングで、ラーメン店らしい個性が感じられる一皿でした。


今回の撮影では、「ラーメン店のカレーらしさ」を写真でどのように表現するかを意識しました。カレーの撮影では、料理の色味が写真の印象を大きく左右します。


今回の料理は、ご飯とほうれん草を除くと、カレー、角煮、煮卵といった主要な要素がすべて茶色系の色味になります。料理写真では同系色が多いと画面が単調になりやすく、料理の立体感や質感が伝わりにくくなります。そのため、光の使い方によってそれぞれの食材に違いを作る必要があります。


角煮、煮卵、カレーはいずれも茶色系の食材ですが、質感はそれぞれ異なります。角煮は脂の照りがあり、煮卵は比較的マットな表面、カレーはとろみのあるソース状の質感を持っています。これらの違いを写真の中で見せるために、今回はライトによってわずかな照りを作り、質感の差が伝わるように調整しました。


ただし光を強く入れすぎると、角煮の脂が過剰に反射してしまい、不自然な光沢になってしまいます。そのため今回はライトを入れすぎないように注意しながら、適度なシャドウを残して立体感を作るようにしました。料理撮影では光を当てることだけでなく、影の作り方によって料理の質感を表現することも重要になります。


また今回のように同系色の料理が並ぶ場合、ハイライトとシャドウのコントロールによって食材の違いを見せることが重要になります。光の反射を整理することで、カレーのとろみ、角煮の脂、煮卵の表面といった微妙な質感の違いを写真の中で表現することができます。


「茶色い料理は美味しい」と言われることもありますが、写真として見た場合には色の変化が少ないため、見せ方を工夫しなければ魅力が伝わりにくいこともあります。そのため料理撮影では、光と影のバランスを設計することで料理の美味しさを視覚的に伝えていきます。


料理写真は単に料理を記録するものではなく、食材の質感や料理の魅力を視覚的に伝えるための表現です。今回の撮影でも、光と影のバランスを調整することで、ラーメン店らしいボリューム感のあるカレーの魅力を引き出すことができました。


料理撮影をご検討されている方は、ぜひお気軽にご相談ください。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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