ヒガシマルインターナショナル様にて、ECサイト用の商品撮影を行いました。今回撮影したのはベジタブルプラオです。
EC用の料理写真は、単に「美味しそう」に見えれば良いものではありません。画面越しに質感・色・情報を正確に伝え、購入判断を後押しすることが目的です。そのためには前提として、料理撮影は専門性が必要だという理解が欠かせません。
まず確認すべきは、依頼を検討しているカメラマンが自社商品と同じ業態の撮影経験を持っているかどうかです。ベジタブルプラオのようなスパイスライスは、米粒の立体感、野菜の発色、油分の艶、スパイスの粒感まで設計しなければ魅力が伝わりません。経験がなければ、単なる「色のついたごはん」になってしまいます。業態理解があって初めて、光の組み立てが成立します。
次に、ポートフォリオは必ず提出してもらいましょう。ただし、雰囲気で判断してはいけません。光の方向は整理されているか、白飛びや黒つぶれはないか、米や野菜の色再現は自然か、影で立体を作れているか。もし社内に料理人や商品開発担当者がいるなら、その目線で評価することが有効です。プロの料理人は、質感の嘘を見抜きます。見た目の派手さに惑わされると、実力のないカメラマンを選んでしまう可能性があります。
料理撮影とスナップ撮影は別物です。スナップ中心のカメラマンは、カメラ上部の小型ストロボを直接料理に向けて発光させる傾向があります。それでは立体も奥行きも出ません。以前、写真学校を卒業し社内でSNS撮影を担当しているという方が見学に来られたことがあります。撮影の流れを一通り説明した後に出た言葉は、「ストロボは真正面から当てるんじゃないんですね」でした。料理撮影は光を当てる作業ではなく、光を設計する作業です。ここを理解していないケースは決して少なくありません。
また、「勉強のために安く撮らせてほしい」という申し出にも慎重であるべきです。仕上がりが想定と異なった場合、再調理の材料費や再撮影のコストを誰が負担するのか。契約前に明確にしておくことが重要です。EC撮影は商品資産を作る投資であり、単発の記念撮影ではありません。価格だけで判断すると、結果的に高くつくことがあります。
依頼は手続きの問題ですが、カメラマン選びは人物評価です。経験、理解力、光の設計力、責任体制。この基準で見極めることが、最終的な写真の質を決めます。
EC用の料理写真は売上に直結します。だからこそ繰り返しますが、料理撮影は専門性が必要です。誰に任せるか。その判断こそが、結果を左右します。
料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。
ラ・クレアシオン
住所:埼玉県草加市新栄1-13-5
サニーヒルズ103
NEW
-
05.Oct.2026
-
奥久慈しゃもの質感を...大洗の温泉旅館・鷗松亭様にて、公式Webサイト用のメニュー撮...05.Oct.2026
-
タレカツ丼の料理撮影...全国にチェーン展開されているカレーだしっ!様にて、デリバ...03.Oct.2026
-
フランス料理の撮影|...佐原のオーベルジュ・ド・マノワール吉庭様にて、秋の新メニ...30.Sep.2026
-
弁当の料理撮影|主菜...平塚のS.S.CENTURY様にて、テイクアウトメニューの撮影を行い...27.Sep.2026
-
ラムしゃぶの料理撮影...六本木のラムしゃぶ金の目様にて、公式WEBサイトおよびグルメ...22.Sep.2026
-
小籠包の料理撮影|高...赤坂の神戸牛511様にて、メニュー撮影を行いました。 今回撮...21.Sep.2026
-
唐揚げの料理撮影|ネ...人形町のくらのあかり様にて、メニュー撮影を行いました。 今...20.Sep.2026