お椀料理の透明感を引き出す料理撮影|出汁の美しさを伝えるライティング設計

query_builder 2026/06/06
料理撮影の専門知識
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赤坂の神戸牛511様にてメニュー撮影を行いました。


今回撮影したのは、コース料理の中で提供されるお椀です。


お椀の撮影では、単に具材を記録するだけでは足りません。 出汁の透明感、蛤の質感、そして器の中に広がる情景まで表現できて初めて、その料理の価値が伝わります。


今回の撮影で特に意識したのは出汁の見せ方です。


澄んだ出汁は、光を当てれば美しく見えるというものではありません。強く反射させてしまうと透明感が失われ、ただ白く光っているだけになってしまいます。


そこで、出汁の一部にだけ柔らかな反射が入るようライティングを設計しました。 微妙なハイライトを与えることで、液体としての存在感と透明感を両立させています。


また、お椀という器は立ち上がりが高いため、最近よく見られる真横からのサイド光だけでは内部の具材まで十分に光が届きません。


そのため今回は斜め後方から光を入れています。


これにより、蛤やその他の具材に自然な光が回り、出汁の中でそれぞれがしっかりと存在感を持つようになりました。 器の中で具材が埋もれず、それぞれの質感が伝わる状態を目指しています。


料理写真では流行のライティング手法をそのまま当てはめるのではなく、その料理や器に合わせて光を組み立てることが重要です。


特にお椀料理は、出汁の美しさと具材の存在感の両方が成立して初めて魅力が伝わります。


今回も、料理人が丁寧に引いた出汁の繊細さと、蛤の上品な旨味が感じられる一枚になるよう撮影しました。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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