文字が載る写真は撮り方が違う|パン集合イメージ撮影の構図とライティング

query_builder 2026/03/22
料理撮影の専門知識
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六本木のラトリエ・デュ・パン様にて、SNSやWeb等で使用するイメージ写真の撮影を行いました。今回はパンの集合イメージの撮影です。


この写真は、写真として完成させるのではなく、この上に文字が載ることを前提に撮影を設計しています。実はここが、通常の料理写真とイメージ写真の大きな違いです。普通に撮影してしまうと、後から文字を載せたときに写真が文字に負けてしまい、写真の存在感がなくなってしまいます。それではイメージ写真として成立しません。そこで今回は、通常の料理撮影ではあまり使わない構図とライティングで組み立てています。


光については、今回は右側から光を入れています。一般的に光は左から右へ流れる方が自然で落ち着いた印象になりますが、その分インパクトが弱くなります。今回はSNSやWebで使用するイメージ写真のため、少し印象を強くする必要があり、あえて右から光を入れて立体感と印象の強さを作っています。


構図でも工夫をしています。大きなパンを画面の上側に配置し、あえて構図のバランスを崩しています。写真単体で見ると少し不安定に見える構図ですが、この上に文字が載ることでバランスが整い、写真と文字が一体のデザインとして完成します。また視線は自然と一番大きなパンに向かうため、視線誘導の役割も持たせています。


料理撮影では、料理をきれいに撮るだけでなく、「どこで使われる写真なのか」まで考えて撮影を設計することが重要です。メニュー、ポスター、SNS、Webサイト、それぞれで写真の作り方は変わります。用途から逆算して写真を作ることが、イメージ写真では特に重要になります。


料理写真は撮るだけではなく、使われ方まで設計する。ここが、料理撮影の専門性が出る部分だと思います。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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