焼鳥の撮影で重要な質感表現|阿波尾鶏の旨みを引き出すライティング設計

query_builder 2026/01/05
料理撮影の専門知識
ブログ

武蔵小杉のくらうどり様にて、徳島県産の地鶏「阿波尾鶏」を使用した焼鳥の撮影を行いました。こちらは一般的な串焼きとは異なり、串に刺さず炭火で丁寧に焼き上げるスタイルで、余分な水分を飛ばし、鶏本来の旨みを凝縮させた仕上がりが特徴です。


このような焼鳥は、単に明るく撮るだけでは魅力が伝わりません。表面の焼き色や脂のテリ、そして身の締まり具合といった繊細な質感をどう見せるかが重要になります。そこでライティングでは、皿の反射位置に合わせて光を丁寧に設計し、阿波尾鶏の存在感が自然に浮かび上がるよう調整しています。同時に、鶏肉には過度にならない上品なテリを出すことで、実際の仕上がりに近い印象を再現しています。


撮影全体で意識したのは、高級感と親しみやすさのバランスです。専門性の高い焼鳥店ほど、過度に演出してしまうと実態とかけ離れた印象になりやすく、結果として違和感のある写真になります。今回は背景にわずかに光沢のある素材を選び、器にはシルバー調の皿を使用することで、落ち着きのある中に適度な華やかさを加えています。


料理撮影では、魅力を強調することと、誇張しないことのバランスが重要です。特に素材や火入れにこだわりがある料理ほど、その差は写真に表れます。料理の特性を理解し、適切な光と構成で表現することが、メニュー写真の完成度を大きく左右します。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

----------------------------------------------------------------------

ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG