二郎系ラーメンを“重量感”で見せる料理撮影|脂感とボリュームを引き出すライティング事例

query_builder 2025/05/04
料理撮影の専門知識
ブログ

町田の富士豚様にて、メニュー撮影を行いました。 今回掲載しているのは、小ラーメンです。


“小”とはいえ、一般的なラーメンの大盛りに近いボリューム。 平打ちの極太麺は400gあり、その上に大量の野菜と大ぶりなチャーシューが重なります。


二郎系ラーメンの撮影では、単純に綺麗に整えるより、“圧”をどう出すかが重要になります。 盛りの高さ、脂感、麺の重量感。そのどれかが弱いと、実際の迫力が写真で伝わりにくくなってしまいます。


今回のライティングでは、特にチャーシューの脂を意識しています。 脂にしっかり照りを入れつつ、白飛びさせず、肉の繊維感も残すことで、ただギラつくだけではない“旨そうな脂”へ見えるよう調整しました。


また、全体にも艶感が回るよう、光の角度を細かく調整しています。 二郎系ラーメンは情報量が多いため、光が弱いと野菜や麺が沈みやすく、逆に強すぎると脂だけが浮いてしまう。そのバランスを見ながら、丼全体に熱量が出る位置を探っています。


湯気については、後処理で合成しています。 実際の撮影では、湯気を優先しすぎるとチャーシューや麺の質感が崩れやすいため、まず料理本体の立体感を作り、その後に自然な熱気を加えています。


ラーメン写真は、単純に明るく撮るだけでは、その店らしさが出ません。 特に二郎系は、脂感やボリューム感まで含めて“体験”として伝える必要があります。


料理写真は、料理を説明するためだけではなく、「この店に行ってみたい」と思わせる空気感まで作るものだと考えています。 今回も、富士豚様らしい重量感と熱量が伝わるよう意識しながら撮影しました。




料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

----------------------------------------------------------------------

ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

----------------------------------------------------------------------

NEW

VIEW MORE

CATEGORY

ARCHIVE

TAG