和食撮影の正解は一つではない|お節料理で考える光の設計理論
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2024/10/22
料理撮影の専門知識
恵比寿の大阪とらふぐの会様にて、お節料理の撮影を行いました。 料理撮影は専門性が必要な分野ですが、 その理由は「機材」ではなく 光の判断にあります。 今回の撮影は、 和食撮影のセオリーをあえて崩しています。 そこにプロ品質の本質があります。
一般的に和食は 光を柔らかく回すほど成功しやすいと言われます。 陰影を減らし、 素材の落ち着きを見せる方向です。 しかしお節料理は “晴れの日の料理”。 高級感と華やかさが主役です。 つまり今回は 静けさではなく 祝祭感を表現する必要がありました。
ディフューザーにトレペを使うと 光が回りすぎて 立体感が弱くなります。 料理同士の境界が曖昧になり、 重箱の奥行きが消えます。 そこでアンブレラに変更し、 適度な硬さを残しました。 硬い光は 反射をコントロールできれば 高級感に変わります。 ここが判断の分かれ目です。 光は柔らかければ正解ではない。 料理の意味で決まります。
お節は色数が多く、 金・赤・黒・白が同時に存在します。 この配色は 光の選択を間違えると 一気に安っぽく見えます。 料理撮影では 色再現は後処理ではなく 現場で決めます。 光の質が そのまま色の格になります。 だからライティングは 演出ではなく設計です。
結論として、 料理撮影の専門性とは 機材知識ではなく 料理の意味を読む力です。 和食だから柔らかく、ではなく 何を伝える料理かで光を決める。 今回のお節撮影は その思想で組み立てています。 これがプロ品質です。
料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。
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ラ・クレアシオン
住所:埼玉県草加市新栄1-13-5
サニーヒルズ103
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