全国にチェーン展開されているカレーだしっ!様の池上本店にて、デリバリーサイト用のメニュー撮影を行いました。 今回の撮影で意識したのは、Uber Eatsのように多くの店舗の料理写真が並ぶ環境で、料理をどう見せるかということです。 デリバリーサイトの料理写真では、ナチュラルな背景と自然光のような雰囲気の写真が多く使われています。そのため、単純に料理を明るくきれいに撮るだけでは、他の店舗と並んだときに写真の印象が埋もれてしまうことがあります。
そこで今回は、サイドから温かみのある光を入れ、料理の立体感や質感を出しながら、自然な雰囲気を残すライティングにしました。
そして、Uber Eatsの撮影で特に重要なのが、掲載時のトリミングを考えた構図です。
推奨される写真の比率は5:4ですが、トップに表示されるヒーロー写真では、掲載時に上下が大きくトリミングされる場合があります。さらに、表示されるデバイスによって切り取られ方が変わることもあります。
そのため、撮影時に5:4の写真としてきれいに成立していれば、それで十分というわけではありません。
実際の掲載では、4.3:1や3:1のような極端な横長になることも想定し、上下が大きく切られても写真として破綻しない構図を考える必要があります。
私が特に意識しているのは、写真の中央にその店舗を象徴するメイン料理を置くこと。そして、上下が大きく切られた場合でも画面に料理の要素が残り、写真全体の意味が崩れないように周囲の料理を配置することです。
これは、単に料理をきれいに撮影する技術とは別の問題です。
「撮影した写真が、実際に掲載されたときにどう見えるのか」まで考えて構図を設計する必要があります。
特にデリバリーサイトでは、さまざまな店舗の料理写真が一覧で表示されます。その中で料理の魅力を伝え、店舗の特徴を感じてもらうためには、ライティングだけでなく、掲載媒体の表示仕様まで理解した上で撮影することが重要です。
料理撮影では、撮影現場で完成する写真だけを考えるのではなく、その写真が実際にどこで、どのように使われるのかまで含めて設計しています。
今回のカレーだしっ!様の撮影でも、デリバリーサイト上で料理が魅力的に見えることを意識し、ライティングと構図の両方から撮影を行いました。
料理撮影の依頼については、料金や撮影の流れ、カメラマン選びのポイントなどを「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。料理撮影をご検討の飲食店様、制作会社様の参考になればと思います。
ラ・クレアシオン
住所:埼玉県草加市新栄1-13-5
サニーヒルズ103
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