パスタの料理撮影|伊勢海老を主役に見せる光と温度感のコントロール

query_builder 2025/09/15
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佐原のオーベルジュ・ド・マノワール 吉庭様にて、平日限定のパスタコースの撮影を行いました。今回撮影したのは伊勢海老のトマトクリームパスタです。


皿の中央に置かれた伊勢海老は、飯岡の海で育った新鮮なもので、甲殻の赤は光の角度によって大きく印象が変わります。この主役をどう見せるかを起点に、全体のライティングを組み立てています。


ストロボはわずかに斜め後方に配置し、殻の表面にハイライトが入る位置を狙いました。これにより、伊勢海老特有の艶と立体感を強調しています。一方でソースには強い光を当てず、拡散した柔らかい光で包み込むようにしています。トマトの赤とクリームのコクが自然に混ざり合う質感を崩さないための調整です。


料理撮影で重要になるのは、見た目の形だけでなく温度感の表現です。ソースの表面がわずかにきらめく状態を捉えるため、撮影はスピードを意識して進めています。パスタは軽く整え、立体感が出る位置を探りながら、ズッキーニの緑をアクセントとして配置し、色のバランスを整えました。


伊勢海老の旨味が溶け込んだソースと、完熟トマトの酸味、クリームのまろやかさ。その重なりを写真でどう伝えるかは、光と構図の設計にかかっています。料理撮影は、料理の情報を写すだけでなく、味わいの印象まで視覚化する仕事だと考えています。


一皿の中で何を主役にするのか、どこに視線を導くのか。その判断と設計の積み重ねが、最終的な写真の完成度を大きく左右します。今回の撮影でも、その基本を丁寧に組み立てています。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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