コース料理の撮影方法|軽さと重さを両立させる構図とライティング設計

query_builder 2025/09/06
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佐原のオーベルジュ・ド・マノワール吉庭様にて、「華ーHANAー」コースの撮影を行いました。


和前菜から始まり、洋前菜の鮮魚のマリネ、特製スープ、そしてメインは鮮魚のポワレまたは肉料理という構成です。コース全体を一枚で見せる場合、それぞれの料理の性格が異なるため、単純に並べるだけではまとまりが出ません。


特に今回のポイントは、白く軽やかな印象の鮮魚のポワレと、ソースの重厚な肉料理を同一画面の中でどう成立させるかでした。どちらかに寄せてしまうと、もう一方の魅力が弱くなってしまいます。


ライティングは全体を均一にするのではなく、それぞれの料理に合わせて微妙に強弱をつけています。白い皿は光を受けやすいため抑え気味に、肉料理はソースの質感が出るように適度に光を入れる。この調整によって、画面全体のトーンを整えています。


構図については、色のボリュームが強い肉料理を手前に配置し、余白を作ることで圧迫感を軽減しています。上部には他の料理を配置し、情報量でバランスを取りながら、全体に軽さを持たせています。重い要素と軽い要素をどの位置に置くかで、写真の印象は大きく変わります。


コース料理の撮影では、個々の料理の完成度だけでなく、全体としてどう見えるかが重要になります。一皿ごとの魅力を保ちながら、画面全体のバランスを取る。その設計ができているかどうかで、仕上がりに差が出ます。


料理撮影は、料理をそのまま並べる作業ではなく、写真として成立するように再構築する仕事です。複数の要素があるほど、その設計力が問われます。今回の撮影でも、その基本を丁寧に組み立てています。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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