狭い店でも料理写真はここまで変わる|卵天丼の質感を引き出すプロのライティング

query_builder 2024/12/08
料理撮影における“プロ品質”とは
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浅草天ちゃ様にてメニュー撮影を行いました。 今回撮影したのは卵天丼セットです。


こちらのお店はカウンター6席だけのとてもコンパクトなお店で、カウンターから背後の壁までは1mもないほどの空間です。こうした環境では機材の配置も制限されますが、そのような条件下でも料理の質感をしっかり表現するライティングを組むのがプロの仕事です。今回はサイド光を使い、卵天の衣の立体感やサクッとした質感が自然に伝わるように光を設計して撮影しています。


料理撮影では、自然光だけで撮影しようとするケースもよく見かけます。窓際で光がうまく入る環境であれば、それなりに見える写真は撮れるかもしれません。しかし都内の店舗では、理想的な自然光が入る条件が揃うことの方がむしろ少なく、光が弱かったり方向が悪かったりすると料理の立体感や質感が出にくくなります。


また、ライティングの知識がない場合、料理をただテーブルに置いて撮っただけのような平面的な写真になってしまうことも少なくありません。SNS用のスナップ写真であれば自然光でも成立する場合はありますが、メニューやWebサイトなど長く使う写真では、光の状態が安定しない撮影では色味や明暗がバラバラになり、ページ全体としての品質が揃わなくなってしまいます。そのため、安定した光を作れるストロボを使った撮影が基本になります。


さらに、店舗によっては窓がない、あるいは外光がほとんど入らない環境もあります。自然光に頼る撮影方法では、その時点で撮影条件が成立しなくなり、結果として店内照明だけで撮ることになってしまうケースもあります。そうなると色の転びや暗さが目立つ写真になり、使える写真がほとんど残らないこともあります。


実際のところ、条件の整った空間であれば誰でもそれなりの写真は撮れます。窓際に柔らかい光が入っていればスマートフォンでも雰囲気の良い写真は撮れるでしょう。しかし、プロの真価が問われるのはそうした理想的な環境ではありません。今回のように非常に狭い店舗でも、限られたスペースの中で適切なライティングを組み、料理の質感をきちんと表現できるかどうか。ここに料理撮影の専門性と経験の差が現れます。


料理撮影は、ただ料理を撮るだけの作業ではありません。限られた空間や条件の中でも光を設計し、料理の魅力を安定した品質で表現する専門技術です。こうした技術の積み重ねが、メニュー写真として長く使える「プロ品質」の料理写真につながります。



料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。

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ラ・クレアシオン

住所:埼玉県草加市新栄1-13-5

          サニーヒルズ103

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