食べログの写真で店の印象は決まる
飲食店が知らない写真の落とし穴
飲食店を探すとき、多くの人がまず見るのは料理の写真です。 店名や文章より先に写真を見ている人も少なくありません。
つまり食べログでは、 料理を食べる前に、写真で店のレベルを判断されています。
ここを理解していないと、料理のレベルが高くても
・価格に合わない店
・美味しくなさそうな店
・なんとなく不安な店
という印象を持たれてしまいます。
これは料理の問題ではなく、写真の問題です。
食べログの撮影システムの問題
食べログを運営しているのは 株式会社カカクコム です。 食べログには提携カメラマンによる撮影サービスがありますが、ここに構造的な問題があります。
一般的な流れは以下のような構造になっています。
カカクコム → 一次代理店 → 二次代理店 → 三次代理店 → カメラマン この多重下請け構造の中で、撮影料が分配されていきます。 結果として、実際に撮影するカメラマンの撮影料が非常に低くなります。
するとどうなるか。 まともなフードフォトグラファーは 「この金額では撮影できません」 となります。 結果として、料理撮影の専門ではないカメラマンや、経験の浅いカメラマンが集まりやすい構造になってしまいます。 これはカメラマン個人の問題というより、仕組みの問題です。
食べログ提携カメラマンの写真でよく起きる問題
実際に、食べログ用写真の撮り直し依頼は非常に多いです。 飲食店オーナー様からよく聞くのは次のような内容です。
よくある問題
・高級店なのに明るすぎて雰囲気がない
・料理に艶がない
・立体感がない
・影が汚い
・色が濁っている
・構図がバラバラ
・店の雰囲気と写真の格が合っていない
・スマホで撮ったような写真に見える
これはセンスの問題ではなく、撮影方法とライティングの問題です。
料理写真はスナップ写真とはまったく別の技術です。 光を作り、艶を出し、立体感を出し、店の価格帯に合わせて写真のトーンを作ります。 ここができていない写真だと、料理のレベルが高くても安く見えてしまいます。
食べログの写真で重要なのは「料理」ではなく「店の格」
食べログの写真は、料理単体の記録写真ではありません。 店のブランドイメージを伝える広告写真です。
例えば
悪い例
・高級店なのに居酒屋のような撮り方
・高級な皿なのに質感が出ていない
・テーブルが切れている
・背景が汚い
・明るさや色がバラバラ
これだけで店は安く見えます。
良い写真
・光がきれい
・料理に艶がある
・皿がきれいに見える
・立体感がある
・余白がきれい
・写真のトーンが揃っている
これだけで店は高く見えます。
料理の値段ではなく、写真で店の価格帯が決まります。 これは非常に重要なポイントです。
食べログで集客できる写真の特徴
食べログで集客につながる写真には共通点があります。
重要なポイント
・料理の艶
・立体感
・光のコントロール
・背景の整理
・構図の統一
・写真の明るさの統一
・店の雰囲気と料理の格を合わせる
特に重要なのは 立体感・艶・統一感 この3つです。 これがない写真は、ほぼ集客につながりません。
なぜ撮り直しの依頼が多いのか
撮り直し依頼の理由はほぼ同じです。
よくある依頼理由
・料理が美味しそうに見えない
・店の雰囲気が伝わらない
・高級感が出ていない
・写真が暗い
・安っぽく見える
・思っていた写真と全然違う
つまり、 写真によって店の価値が下がってしまっている状態です。
料理や内装に何百万円、何千万円とかけているのに、 写真でその価値を下げてしまうのは非常にもったいないです。
食べログの写真は広告写真
ここを理解している人は意外と少ないです。
食べログの写真は 記録写真ではなく広告写真です。
・お店を探している人が見る
・他店と比較される
・写真で店を決める
・写真で予約する
・写真で価格を判断する
つまり
食べログの写真=看板・メニュー・ホームページと同じ広告 です。
ここを理解して撮影するかどうかで、結果は大きく変わります。
まとめ
食べログの写真で店の価値は決まる
食べログの写真で重要なのは次のポイントです。
・料理の艶
・料理の立体感
・光のコントロール
・背景の整理
・構図の統一
・写真の明るさの統一
・店の価格帯に合った見せ方
これらができていない写真だと、料理のレベルが高くても店の評価は上がりません。
実際、提携カメラマンの写真を撮り直す依頼は非常に多くあります。 料理は材料費も人件費もかかります。 その料理を使って撮影する以上、写真は非常に重要な投資です。 食べログの写真は、料理写真ではなく集客のための広告写真です。 ここを理解することが、食べログで集客できるかどうかの大きな分かれ道になります。
料理撮影の依頼については、 「料理撮影の依頼完全ガイド」でまとめています。